先日購入したタムロンと既に所持しているシグマの高倍率ズームレンズを比較。
被写体は自宅にある梅に咲いた花です。
タムロン 16-300mm(Model B016)
まずは絞り値F6.3の設定。描写は柔らかめとタムロンの特徴が良く出ています。
続いてF9。シグマ並みのカリッとした仕上がりに。
花の部分のアップ。上がF6.3、下がF9。
F9設定の方が花びらの縁までカリッとした描写になっているのがわかりますでしょうか?
シグマ 18-300mm Contemporary
まずは絞り値F6.3の設定。タムロンとほぼ変わらないような感じですが・・・
続いてF9。明るさを下げている点は気にしないでください(笑)
花の部分のアップ。上がF6.3、下がF9。
6.3で映したものについて、花びらの部分がボケてしまいましたがピントの合っている雌しべはタムロンと比べるとはっきり映っています。
一方のF9は文句なしのカリッとした仕上がりに。シグマらしい映り方ですね。
映り方の結果としては、シグマ18-300mmの方が上であると思いました。
写りに関してタムロンは満遍なくと言った感じですが、シグマはぼかす場所は柔らかくぼかし、しっかり写す場所はカリッと仕上げるなど、ボケとシャープの境がはっきりと分かれました。
私が思うにはどちらのレンズも悪くはありません。従来高倍率で描写の悪かったタムロンであっても
この16-300mm(Model B016)は優等に近づくレベルにまで達しています。
社外品の高倍率ズームレンズの選択として、被写体をきれいにしっかり撮影するならシグマ、
とにかく多く撮影したいならタムロンと言った使い分けが良いかも知れません。
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