続いて4月~6月。
今年は桜の開花が早く、散るのも平年より早い結果となりました。
この時期は東武野田線にて大きな動きがありました。開業から約83年経って漸く回生ブレーキの車両がお目見えすることとなりました。
そんな4月~6月を振り返ってみたいと思います。
・3611編成、京成へ戻る(4月1日)
3月まで芝山鉄道の車両として活躍を続けていた3600形3611編成が、3月31日でリース終了に伴い京成電鉄に戻りました。
京成に戻っても帯の色はそのまま(上野にて)
・10030系野田線に登場(4月20日)
8000系の置き換え目的で、4月20日より野田線初のステンレス車10030系がデビュー。
その後伊勢崎線系統のリニューアル車を中心に、転属が進められています。
第1陣は東上線転属車の11652編成(新柏にて)
・ほくそう春まつり号運転(4月21日)
去年は強風で開催中止となった「ほくそう春まつり」、今年はあいにくの雨天ながらも開催。
臨時列車の「ほくそう春まつり号」も運転され、今年は成田~高砂~千葉NT中央間を通勤特急として運転されました。
なお、北総車における通勤特急はこれまで前例がなく、この「ほくそう春まつり号」が初めて運転となります。
車両は9011編成を使用(小室~千葉NT中央間にて)
・2000系「なの花」引退へ(4月28日)
流鉄で最後まで残っていた2000系の「なの花」が、この日を持って引退。
これにより車両は全て5000系に統一されることになりました。
春風と共に活躍の場を去ることとなった(幸谷~馬橋間にて)
・33Nに7261編成が入る(5月31日)
通常、外泊と特急運用以外を避けて運転されている7261編成。この日に限り33Nに入り朝の特急運転が行われました。
この日限りの特急運転(千葉NT中央にて)
・60000系デビュー(6月15日)
千葉県民の日であるこの日、野田線の新型車両60000系がデビュー。
この60000系は野田線初のVVVFインバータ制御車両となりました。
野田線の新鋭60000系。今後も増備が予定されている({上}春日部にて {下}新船橋にて)
・E233系埼京線版登場(6月30日)
6月30日にE233系の埼京線版となる7000番台がデビュー。
外観は京葉線用の5000番台10連貫通編成と同一ですが、LED照明の採用など更なる省エネルギー化が図られています。
E233系がついに埼京線に登場!今後横浜線や南武線にて登場予定(武蔵浦和にて)
この月は新車デビューが絶えませんでしたね。次回は7月~9月です。
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