3300形亡き今、唯一の赤電として生き残っていた7260形も
いよいよお別れの時が近づきました・・・。
3300形が運転終了し、この7260形もどうなるのかと思っておりました。
しかし、先日北総鉄道の公式HPにてさよなら運転を行う旨の公式発表が!
3月はどの学校においても「卒業式」を行う月であり、何かと「別れ」が多い月でもあります。
このタイミングでのさよなら運転は、本当の意味での「お別れ」と言えますね。
それでは、7260形の活躍を振り返ることにしましょう。
7260形は7050形から続く京成のリース車であり、北総鉄道としては唯一の抵抗制御車。
4+4の8両編成で、分割されることなく運転されていました。
7260形は平日での運転が主体でしたが、稀に休日ダイヤでも運用されることがありました。
休日ダイヤでの運用は現在では当たり前の姿となり、27Nや35N運用に入っていました。
登場当初、7260形が優等運用に入ることはほぼ皆無でしたが、車両都合で平日朝の北総特急に入ることも。
写真は平日33N充当時のもの。現在は31Nにて朝の北総特急の運用に入ることがあります。
2012年10月21日のダイヤ改正での京急における羽田空港行き快特倍増は北総車にも及びました。
これに伴い、7260形も快特の幕を掲げ京急線を走行する姿が当たり前となりました。
京急線ではかつて在籍していた抵抗制御車1000形が「快特」で走行する姿を見ることが出来たものの、1000形引退後の抵抗制御車による快特はこの7260形か京成3500形のみに。
(京成3500形は8両編成での運転時。現在はお目にかかれない)
そんな7260形もあと3日でお別れ。そして明日は平日ダイヤ最後の運用。
さて、明日はどの運用に入るのでしょうか。
(追記)
7260形のさよなら運転は、本来の予定では事前応募制の撮影会+試乗会という事だったが、
ファンからの要望によって急遽設定されたとのこと。
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