昨日、新しいレンズを購入して参りました。
E 50mm F1.8 OSSです。
α6000がAPS-C機なので、中望遠レンズに当たります。35mm換算で75mm相当。
色はα6000がシルバーなのでシルバーを選択。中望遠なのでレンズは長め。
このレンズにはブラックボディに合わせたブラックも販売されています。なお、ブラックの場合は箱のデザインが異なっているようですね。
α6000に取り付け。従来の標準レンズ(E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)とほぼ同じ長さでしょうか。
下はフードを取り付けた時のもの。丸形フードを採用しています。
先日購入したレンズスタイルカメラQX1に取り付け。
小型バズーカみたいになってますな。いかにも爆音が出そうなスタイル(笑)
中望遠なので「一部分を切り取るレンズ」と思えば良いかと思います。
標準~中望遠単焦点レンズとしては珍しいレンズ内手ブレ補正(Optical Steady Shot)を採用しています。
「安心してください、手ブレ補正ありますよ!」
単焦点レンズにおける手ブレ補正機能は、ソニー製ではE 35mm F1.8とこのE 50mm F1.8しか採用されていません。
(その他の単焦点では手ブレ補正なし)
50mmですとかつてキヤノン製を購入しましたが、あちらは手ブレ補正がありませんでした。
続いてボケ具合。まずはF1.8。
F1.8はピントの合っている箇所のみシャープですが、それ以外はすべてとろける感じでボケます。
続いてF2.8。今まで持っていたEマウントレンズの最小F値はこのぐらいでした。
F1.8から比べるとボケは落ち着いています。
F4。
小三元レンズと同レベルぐらいになると解像度も良好になって来ます。
F8。F4からさらに良くなり全体がカリッと仕上がりました。
撮影結果として、以前所持していたキヤノンの50mmと比べると、こちらの方が上を行っていました。
まずは手ブレ補正付きと言う事。単焦点レンズの初心者やヘビーユーザーにとっても非常にありがたい機能ですね。
続いてはF1.8と明るいレンズであること。特に夜間の撮影では非常に重宝するのではないかと思います。
最後にとろけるボケ具合。以前のレンズ(EF 50mm F1.8 STM)では好きになれませんでしたが、このレンズだったら許せるレベルですね。
中望遠と言う事もあり、一眼初心者やカメラ初心者の構図勉強用としてもおススメです。
今回はこれをマクロ撮影用とするべく、「クローズアップレンズ」を購入しました。
そんなわけでマクロレンズのE 30mm F3.5 Macroはお役御免とさせていただくことに。
最短9.5cmまで寄れる本格的なマクロレンズでしたが、F3.5と暗かったのが残念な点。
背景はボケますが、F値をもう少し上げて欲しかったかな・・・。
通常、一眼の交換レンズは本体よりも高めの設定ですが、今回ご紹介したE 50mm F1.8 OSSは安く手に入るレンズの1つで、通称「撒き餌レンズ」とも呼ばれています。
レンズにこだわってしまい、ここぞとばかりレンズを大量購入し資金を消費してしまう「レンズ沼」の入口とされているだけあり、カメラ初心者から愛好家にとって恐ろしい存在でもあります。
実際私もメイン機で2回(EF 50mm・EF-S 24mm)、サブ機で3回(E 16mm・E 30mm Macro・E 50mm)の計5回撒き餌を購入していますが、メイン機はシグマ17-50mmはあまりにも良かったので一件落着。 サブ機は今回のE 30mm Macroの売却で何とかレンズ沼に嵌らないようにしています。
私は、
・不要なレンズは売却する
・不要と思ったら購入しない
・撮影対象によってレンズを決める
この3点が「レンズ沼」に嵌らない方法としています。
「レンズ沼」に嵌らないことは皆さんなりの方法もあるかと思いますので、嵌りかけている方は一度考えて見ると良いでしょう。
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