本日、12/5改正分の北総の冊子時刻表を入手したので、早速ですが変更点をまとめてみました。
平日
○夜間下りに特急新設
今回最大の変更点とも言える、下り特急の新設。
これまで北総線の下りは急行が優等種別であったが、特急の新設により今後はこちらが最も優等な種別となる。
(アクセス特急は成田スカイアクセス線となる為、ここでは除外)
下り特急はこれまで「ほくそう春まつり号」で利用されていたが、今回の改正で実現したことになる。
充当車両は都営車3本(01T・15T・51T)と京急車1本(63H)。いずれも初めてだが、「ほくそう春まつり号」で実績のある北総車はこの運用に該当せず。
○北総急行の削減
上記の特急新設により急行は3本に削減され、北総車の運用がついになくなってしまった。
従来、北総線に乗り入れする急行は京成線内快速扱いとしていたが、今回から全て普通列車となりかつての1993H(→1973H)のような高砂から急行に種別変更する形となった。
今改正からの北総急行は都営車2本(07T・63T)と京急車1本(57H)。中でも京急車による北総急行は前述の1973H以来の復活を遂げた。
○81Hの北総線乗り入れ廃止
北総線平日午前中の注目運用だった81Hが改正後乗り入れがなくなることに。
781Hの枠は北総車(829N)、1680Hの枠は都営車(1600T)に変更。
午前中に北総線に入り、夕方ごろ再び三崎口に向けて出発する運用だった
○上野発普通印西牧の原行き廃止
翌日の上り初電に合わせるべく用意されている「上野発普通印西牧の原行き」。
厳密に言えば上野発高砂行きと高砂発印西牧の原行きの2系統だが、平日に限り押上発に変更となり廃止に。
休日ダイヤは従来通りこの流れが引き継がれている。
休日
現行と変更はなし。
今改正から北総線に乗り入れる京急車運用は以下の通りとなる。(
太字は今回初乗り入れ)
平日:11H、33H、51H、
57H、63H、75H、83H
休日:51H、53H、57H、69H、73H、77H
(アクセス特急指定 平日:51H、83H 休日:53H、57H、73H、77H)
今回の改正で、これまで一部時間帯が空きすぎていた平日夜間の運用がほぼ等間隔となり、待ちくたびれることがなくなったように思えます。
特に19:01新鎌ヶ谷発の下り列車を逃すと、19:18まで全然来ないのが一番嫌だったので、うれしい限りです。
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